バーバースタイルのセット方法は、熱・水・グリース、そしてコームの使い方で決まります。
バーバースタイルのいろいろな種類の髪型も、この4点を上手に使えば、簡単に男前にセットできます。
理由は、日本人の髪質でバーバースタイルにするには、髪にくせ付けが必要だからです。
[surfing_voice icon=”https://menkami.com/wp-content/uploads/2021/01/男性アイコン.jpg” name=”menkami氏” type=”l” font_color=”000″]熱・水・グリースはサッカーの槙野選手の言だね[/surfing_voice]具体例は各髪型の種類をとおして見ていきましょう。
バーバースタイルなコームオーバーのセット方法
コームオーバー(Comb Over)のコームとはくしのことです。くしを使って、七三のように横に流す髪型で、海外でとても流行っており、日本でも街中でよく見かけるようになりました。
一見簡単そうに見えるコームオーバーですが、手間をかければ一段と男前にかっこよくなります。
コームオーバーのセット手順は次の通り
①タオルで毛の根元を中心に水分を取る。
ドライヤーでくしを使いながら横に流すようにして半乾きにする。
②ドライヤーで分け目を作る
分け目をはっきりさせて、くしを左右真横にとかしながら、ドライヤーを当てる。
前髪をロールブラシなどで形づくる。
頭頂部は押さえて、前髪に近い方は盛り上げるように形作るとバーバースタイルっぽくなる。
フロントを高く盛り上げる場合は、ブラシで根元から盛り上げドライヤーの熱風を5秒あてた直後の冷風にして5秒あてると、根元から立ち上がります。
ドライヤーで髪が痛む懸念があるならレプロナイザーなどの髪質を改善する高機能のドライヤーを導入すると効率的です。購入する前にドライヤーのレンタルで試してみてください。
③グリースを付ける
グリースをチェリーの大きさくらいとり、手のひらにのばし、半乾きの髪全体につける。
コーム(くし)で左右にとかし、ドライヤーで形を整えていく。
最後にメッシュコームで前髪に束感を出す。
バーバースタイルなクロップスタイルのセット方法
スタイリッシュな雰囲気のクロップスタイルは、毛流れに沿ってスタイリングすることになるので、案外簡単に行うことができます。
スタイリングを注意することで、よりかっこよく決まります。
①タオルで毛の根元を中心に水分を取る。
頭頂部から円を描くようにドライヤーをあて、生え方に逆らわず乾かしていく。
膨らみやすいハチは、あらかじめ抑さえておく。
②整髪料を髪全体に馴染ませる。
ツヤ感がほしいならグリースを、マットにしたいならワックスを毛先に手をバイバイするような形で髪全体につける。
③メッシュコームで形作る
メッシュコームで、束感をだしながら、髪の生え方の方向にとかし、形づくる。
バーバースタイルなソフトモヒカンのセット方法
ベッカムヘアの流れから流行したソフトモヒカンですが、バーバースタイルの一種としてとらえられるようになりました。
手ぐしで整えることにより、束感のあるスタイリングが可能になります。
①タオルで毛の根元を中心に水分を取る。
下から、頭頂部に集めるように乾かしていく。前髪はしっかり立ち上げる。
アシメスタイルの場合は流す方向に抑えていく。
②ハード系の整髪料で形を整える
ハード系の整髪料を両手にのばし、毛先につけていく、後ろは持ち上げておろすかんじにし、ハチは真ん中によせながら前に手ぐしでとかしていく。前髪は、手のひらについた整髪料で立ち上げるようにつけていく、
③ハチの処理をする。
ハチは、髪の硬い人は寝かせるように、柔らかい人は立ち上げるように調整すると仕上がりが良くなる。
バーバースタイルなオールバックのセット方法
バーバースタイルでもより男らしさが引き立つオールバック。
手ぐしでワイルドにすることもできるし、コーム(くし)でビシッと決めることでフォーマルな雰囲気も醸し出すことができます。
①タオルで毛の根元を中心に水分を取る。
まず半乾きの状態から、根本を良く乾かすようにドライヤーをあてる。
②グリースをチェリーくらいに手にのばす。
満遍なく全体につける。
③トップとハチはよく抑える。
自然な感じにするには手櫛で、かっちり抑えたい場合は、コーム(くし)を使う。
バーバースタイルなパーマのセット方法
直毛の多い日本人の髪も、パーマをかければ外国人風の仕上がりになります。
パーマをかけたコームオーバー、パーマをかけたオールバック、パーマをかけたスリックスタイル、マンバンなど、おしゃれ感がアップする仕上がりになります。
①タオルで毛の根元を中心に水分を取る。
ドライヤーで髪を立ち上げながらしっかり乾かしていく、前髪はトップと同じ高さになるくらいにし、つむじは少しボリュームを出す(日本人の場合)
②グリースを付ける
グリースをチェリーくらい手にのばし、後ろから、髪をつかむように根元につけていく。最後に前髪にグリースをつける。その後、毛先に少量のグリースを手を揺らしてつけていく。グリースをつけすぎると潰れてパーマ感が無くなるので注意が必要です。
③手ぐしで形を整える。
分け目からフェードで短くなるサイドはグリースでしっかり抑える。
バーバースタイルなロングのセット方法
バーバースタイルでロングの場合、いろいろな髪型がありますが、他とかぶらないポンパドールとマンバンについてセット方法を紹介します。
ポンパドールのセット方法
前髪をボワンと立ち上げたポンパドールは、アメリカンな雰囲気が満点です。
ロカビリーのアーチストのような男らしいスタイリングを心がけましょう。
①タオルで毛の根元を中心に水分を取る。
ドライヤーを下からあてて髪の毛をたちあげます。前髪はつまんでうしろに反り返るようにドライヤーをあてます。
②グリースを付ける
グリースをチェリーくらい手にのばし、前髪をのぞき、抑えたいところから付けていきます。手に残ったグリースを前髪に付けていきます。束感が出るように、手ぐしでかきあげていきます。
③メッシュコームや手ぐしで整える
サイドは後ろにながし、後ろはセンターに集めるように手ぐしを通していきます。
マンバン(お団子結び・トップノットの場合)のセット方法
マンバンスタイルはアーチスト的な仕上がりになります。
ただしばるだけではなく、ワックスやコーム(くし)をつかうことで、清潔感がアップします。
①ワックスをつける。
②コーム(くし)で流れをつくる
③後頭部高めの位置で毛を束ねてヘアゴムで留める
④髪の毛を結ぶ
バーバースタイルなビジネス用のセット方法
バーバースタイルはビジネスの場でも好感が持たれる髪型です。
よりフォーマルにしたいならば次のポイントをふまえるといいと思います。
①トップは前髪よりボリュームを減らすように抑える。
②前髪は、前髪のトップから眉毛までの高さが、前髪の生え際から鼻の頭までの高さを越えないようにする。
以上のことをふまえると、よりフォーマルでビジネスシーンでも活躍できる髪型となります。
バーバースタイルのセットに使うコームの選び方
メンズコームにはいろいろな種類があります。髪の毛を傷めにくいコーム、地肌を傷つけにくいコーム、スタイリングしやすいコームなど、自分にあったコームを選ぶのが大切です。
また、コームの形状によってスタイリングの用途が変わってきます。
そこで、メンズコームの僕のおススメをとおして、それぞれの形状のコームを紹介します。
細かい目のコーム
細かい目のコームは、分け目をつくったり、髪の毛の束をならすのに使います。使用するとカチッとした印象になり、フォーマルな印象になります。
メッシュコーム
メッシュコームはとても間隔の広いコームで、バーバースタイルに必要なメンズコームです。
細かい目のコームである程度形を作った後に、束感のあるスタイリングに使います。
グリースでツヤの出た髪がメッシュコームで束感を与えると、遊び心のある質感を楽しめます。
手ぐしでセット
手ぐしでバーバースタイルをセットするのも自然な風合いを楽しめます。
グリースをつけていれば、まとまりやすいので、手ぐしで束感を出せば、無造作なのにまとまりのある風合いをかもし出します。
バーバースタイルなのにセットなしでもいい髪型
バーバースタイルなのにセットしない場合、気を付けなければならないのは、ハチの部分が立ち上がってしまうことです。
ですから、簡単にドライヤーと手ぐしで済ませたいなら、ハチの部分まで刈り上げているスタイルが良いでしょう。
フェードカットよりも高めのアンダーカット(ツーブロック)という感じです。オススメのスタイルは、長めだとスリックスタイルで、短めだとベリーショート全般となります。
ベリーショートならドライヤーと手ぐしで自然な仕上がりを期待できます。
タフなイメージのクルーカットや
前髪をラフにした場合のクロップスタイルもかっこいいですね。
メンズバーバースタイルのセットしたほうがいい
メンズバーバースタイルの魅力は、バッチリセットして、男前を演出できる所だと思います。
クラシカルなのに新しく、カジュアルでお洒落なのにフォーマルな場でもビシッときまるのが良い所です。
例えば、コームオーバー(七三)は、スキンフェードの肌の露出した側頭部の衝撃と、キチッとセットされたトップとフロントのギャップが面白みであり、多くのメンズに支持される理由だと思います。
バーバースタイルは、サイドは短いのでトップのボリュームをどうスタイリングするかでかっこよさが決まります。
日本人の場合、頭のハチが出っ張りやすいので、ドライヤーで寝かせ、整髪料でも寝かせてスタイリングするとシルエットがダイアモンド型になり、カッコよくなりやすいです。
整髪料は匂いが気になるところですが、日本製のものはいい匂いのグリースなどがおススメです。
バーバースタイルには整髪料がかかせません、それで不安なのが毛穴のつまりから起こる抜け毛にも注意が必要です。
普通に市販のシャンプーを使うと、石油系界面活性剤が悪さをして、頭皮保護に必要な成分まで落とされてしまいます。実際問題、白人の薄毛率は日本人より高いです。
日本人の薄毛は、髪と地肌の色から白人より目立ちやすく、カッコよくするのが大変です。
バーバースタイル2024の流行はこんなセット
近年流行したバーバースタイルは、ずばりベリーショート+フェードカットだったと思います。
また、ツーブロックで七三分けにしたネオ七三が人気を博してきましたが、バーバースタイルのベリーショート+フェードカットが人気だったのは、年間を通して気温が高かったのも一因かもしれません
今年は、どのようなバーバースタイルが人気となるでしょうか?
王道のコームオーバー+フェードカットは不動として、街中で見かける頻度も増えてきています。
しかし、流行に左右されるばかりでなく、男前な自分のスタイルを選んでいくことが、男を演出するバーバースタイルの醍醐味だと思います。
バーバースタイルの海外でのセットの特徴
海外のメンズのヘアスタイルの定番はバーバースタイルです。
それは、世界のサッカー選手を見ると良く分かります。
また、ベリーショートが最も多いのも特徴です。
白人や黒人は、肌の色と髪の毛の色が同じ場合が多く、スキンフェードがとても自然です。
日本人などの極東のメンズの場合と違って、キッチリセットしなくても、かっこよくなるのはうらやましいところです。
バーバースタイルで日本人に似合わないセット
バーバースタイルで日本人に似合わないセット方法は、ラフなセットともいえます。
日本人は、髪の毛と肌の色のコントラストが強いです。
サイドと後ろがフェードカットでも、トップは流すだけではなかなかきまらず目立ちます。きちんとセットすると、男らしさが急激に引き立ちます。
頭の肌を魅せるスタイルは、江戸時代の髪型の粋にも通じるのではないかと、勝手に分析しています。
また、キチンとセットしないと、ハチの部分が立ち上がり、全体の印象を悪くしてしまいます。
日本人が似合うバーバースタイルはきちんとセットされたスタイルといえそうです。
バーバースタイルのオススメグリース・整髪料
バーバースタイルのセットに使うグリースは、髪質やどんな仕上がりにしたいかで変わってきます。
固めのグリースや整髪料は髪を立ち上げたいときに有効で、柔らかめのグリースで流れるスタイリングをしたいなど、用途によって使い分けましょう。
ツヤ感は、油性ポマードが一番だと思うのですが、扱いにくいのが難点です。
バーバースタイルを継続するには、水性ポマードであるグリースや、ツヤ感がとてもあるジェルもありますので、紹介していきます。
固めのグリース
YANAGIYA ヘアグリース <エクストラハード>
ハードなのに、硬すぎない印象で、ジェルよりカッチリしない分、スタイリングがしやすいです。ツヤ感もあり、かっこよくきまります。
七三分けやコームオーバー、震災刈りと使用用途は幅広いです。
柔らかめのグリース
YANAGIYA ヘアグリース <デザイニングハード>
ハードですが、非常に束感を出しやすいなど、動きのあるスタイルに向いています。
スリックスタイル、コームオーバー、ロングスタイルなど、毛先を遊ばせることで、デザインの幅も広がります。
http://yanagiya-grease.com/
その他の整髪料
ハルテン プロフェッショナルジェル
サッカー選手の槙野智章さんが使用しているジェルです。
ジェルなのに、ツヤ感がすばらしく、スタイリングもしやすい。
バーバースタイルをしたい人なら槙野選手の髪型が気になった人もおおいはずです。
このジェルを使えば、槙野選手のようなスタイリングが手に入れられます。
まとめ
バーバースタイルのセット方法は、熱・水・グリース、そしてコームの使い方で決まります。
バーバースタイルのいろいろな種類の髪型も、この4点を上手に使えば、簡単に男前にセットできます。
理由は、日本人の髪質でバーバースタイルにするには、髪にくせ付けが必要だからです。
あなたも、バーバースタイルの自分好みのスタイリングを習得してください。
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