グリースは、他の整髪料に比べてセットし直しのしやすいのが特徴です。
なぜなら、グリースの水分量が多いからです。水溶性ポマードともよばれ、水で洗い流しやすい整髪料のため、油性ポマードに反してべた付きの少ない半固体です。
そのためツヤ感にもすぐれており、タイトなまとまりの必要な髪型に適しています。
例えば、バーバースタイル・オールバック・ネオ七三分けなどです。
パーマや無造作ヘア、そして女子の使用などでも最近流行の濡れ感を出すために、ときにはワックスやジェルそして水などと混ぜて用いるとスタイリングの幅も広く、用途は多岐にわたります。
ここでは、基本的な使い方や付け方を解説し、さらに髪型別のセットの仕方をみていきます。
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[surfing_other_article id=”2199″]グリースの基本的な使い方や付け方
グリースは、ジェルやワックスなどより、水分の多い整髪料です。
また、水溶性ポマードといわれ洗い流しやすいことから、使い方や付け方をマスターすると忙しいメンズでも使い勝手の良いのが特徴です。
これからグリースの使い方付け方を詳しく見ていきましょう。
濡らしたままでグリースをつける
グリースは髪の毛が半乾きの状態で、髪が少し濡れていると伸びがよく、全体に広げることができます。
洗髪後に、タオルドライをするときに、頭皮が乾くようにタオルで水分を拭き取ります。ショートならドライヤーはかけず、長い髪の場合は軽くドライヤーをかけて、半乾きの状態にします。
グリースを毛髪の量に対し、適量を手に取り髪に付けます。髪に水分があるので、全体にスムーズに広げられます。
するとほどよい濡れ髪スタイルが出来上がります。
グリースを付ける順番、前髪はつけすぎないのがポイント
分け目のあるスタイルでは、グリースを分け目から付けていきます。
あらかじめコーム(くし)で分け目をはっきりさせて、グリースを分け目の両側の髪に付けなでます。
日本人はハチ部分が跳ね上がってしまう場合が多いので、ハチ部分にも多目にグリースをつけて、抑えます。
髪全体になじませます。そして最後に手に残った分量のグリースを前髪に付けます。
前髪を立ち上げたい場合、グリースの量が多いと前髪がグリースの重みでへたってしまうので、つけすぎないのがこつです。
ドライヤーでくせ付け
まだやや濡れている状態でグリースがまんべんなく付いたら、ドライヤーで乾かします。
コーム(くし)でくせ付けをするので、ドライヤーは、熱風&クールドライの繰り返しが効果的です。
ドライヤーをあてるときコーム(くし)を通し、盛り上げたいところは、コームをやや戻してあげると部分的に膨らみができるので、そこへドライヤーの熱風&クールドライをしてあげれば、くせが付き盛り上がりが自然な感じに出来上がります。
グリースでツヤ感を出す使い方
グリースは水溶性ポマードとも呼ばれるのでツヤ感にすぐれています。
しかし、油性ポマードには劣ります。
そこで他の素材と混ぜることで適度なツヤ感にちょうせつすると良いでしょう。
グリースと水を混ぜて濡れ感
グリースと水を少量混ぜることで、伸びが良くなり髪全体になじませられるので、結果濡れ髪スタイルが出来上がります。濡れ髪スタイルは近年の流行ですので取り入れてみたいですね。
グリースとジェルを混ぜてプラスチック感
濡れ感・ツヤ感を出したいなら、グリース:ジェルを2:1で使うのがおすすめです。
グリースの主な成分は油です。油が主成分のスタイリング剤は他にワックスやポマードがあります。
ジェルは合成樹脂で人工的なものです。合成樹脂が主成分のスタイリング剤は他ににスプレーやゼリーそしてフォームがあります。
グリースはジェルにキープ力は劣りますが、セット直しが自在です。
ジェルはキープ力は高いですが、セット直しが出来ませんが、濡れ感・ツヤ感はグリースの上をいきます。。
ジェルの特徴は固まった髪の毛を直そうとすると、白い粉が出てくることです。
グリースだけでは、濡れ感・ツヤ感が足りないという場合にはジェルを混ぜることで解決できます。
例えば、セット後固まった際にパリっとなってほしい。
ジェルだけだとあまり上手に毛束感だしたりできない。
場合にもジェルとグリースを混ぜると思うような仕上がりにできます。
その場合、グリースとジェルを2:1にするのがおすすめです。
グリースに油性ポマードを足してテカテカに
グリースよりいかついテカリを演出したいなら、油性ポマードを直接塗っても良いです。
しかし、油性ポマードは洗い流しが大変で香りもキツイです。
グリースでセットした後に、油性ポマードを上からサッと流し付けることで、表面のツヤ感が増します。
油性ポマードのみでセットするより、管理が簡単です。
油性ポマードのように、セット後にさっと流し付けるのは、整髪用のオリーブオイルでもツヤが出ます。
グリースをマットに仕上げる使い方
グリースの伸びの良さを活かしながら、マットに仕上げたいならワックスと混ぜるのもおススメです。
自然な動きのあるスタイリングもグリースにワックスを混ぜると可能になります。
グリースとワックスと混ぜる
ワックスは種類によって、伸びを良くするファイバー系やセット力の強いハード系などがあり、ショートヘアやミディアムスタイルに向いている。
そして毛束感を出したり毛先を遊ばせるのでスタイリッシュに仕上げることができます。水分量が少なく直接髪に吸着するため、シャンプーで落としにくい性質があります。
仕上がりはマットな印象です。
グリースとワックスを混ぜて使うことで、スタイリングしやすくなり、マットな仕上がりになります。
グリースを基本的に使い、無造作ヘアなどで毛束感を出したいときや、パーマのスタイリングにはファイバー系のワックスを混ぜて伸びを与え、直毛の髪にはハード系のワックスをグリースに混ぜれば、簡単に動きのあるスタイリングができます。
グリースのホールド感を足す使い方
グリースはどんな固めのグリースでも、セットし直しができる点が良いのですが、ホールド力が物足りない方もいます。
グリースと他の物を混ぜるてホールド力をアップさせます。
グリースにスーパーハードな整髪料を混ぜる
グリースでも柳屋のグリースとギャッツビーのグリースでは、かなりホールド力が違います。
ギャッツビーのグリースは、ジェルのようなホールド力があります。
この2つを混ぜるのもおすすめです。
他に、スーパーハード系のジェルやワックスなどと混ぜればホールド力が得られます。
髪型別のグリースの使い方
グリースは用途の幅の広い整髪料です。
ここでは、髪型別に使い方付け方の詳細を見ていきたいと思います。
オールバックにグリースを使う
オールバックにグリースを使う場合、塗れた髪に付けるのをおすすめします。
そうすると、グリースが髪全体になじませられるからです。
また、ホールド力をアップさせるために、グリースと同量のワックスを混ぜましょう。
グリースの伸びの良さとワックスのホールド力で長時間オールバックのセットをキープでき、後で手直しもできます。
コームオーバーにグリースを使う
バーバースタイルのコームオーバーはクラシカルなイメージのため、ツヤ感を演出しやすい髪型です。
だからグリースはコームオーバーには最適な整髪料です。
基本的な付け方で解説した内容でOK。
要点は、分け目からたっぷりつかうこと、ハチ部分を抑えること、前髪につけすぎないことです。
ホールド力をつけたり、ツヤ感をアップさせるには、ジェルを混ぜると良いでしょう。
ネオ七三分けにグリースを使う
ネオ七三分けにグリースは最も適した整髪料です。
ネオ七三分けもクラシカルなイメージなので、ツヤ感が欲しくなる場合もあります。
その場合は水を混ぜて濡れ髪スタイルにしたり、ジェルでカチッとしたツヤを出して固めたり、
ワックス混ぜて動きを出すのも効果的です。
クロップスタイルにグリースを使う
クロップスタイルはショートな場合が多く、髪を盛り上げる機会も少ないですが、グリースなら、自然な前方へ流れるセットが出来ます。
セット方法は、グリースを少量手のひらにのばし、とくに指で毛先に付けるようにします。
手をバイバイするようにつけていくと、うまく毛先につけられます。
その後コームで整えます。
ポンパドールにグリースを使う
ポンパドールとは、前髪が盛り上がている髪型でリーゼントと似ています。
リーゼントは後述しますが違う髪型です。
バーバースタイルのポンパドールでは、ツヤ感が好まれます。
また、盛り上げるためにドライヤーでくせ付けしてセットの土台をつくるので、ヘタレないように、グリースのつけすぎに注意しましょう。
注意点として、サイドはたっぷり目に、トップと前髪は少なく使うこと。
ネオリーゼントにグリースを使う
ロンドンにリーゼントという街区があり、その形が紡錘形です。そこから立ち上げた前髪をサイドにをタイトに後ろへ流し、後頭部で鉢合わせる髪型で、ポンパドールの変形です。
60年代のロックミュージシャン的な印象があるのでツヤ感が好まれます。
また、盛り上げるためにドライヤーでくせ付けしてセットの土台をつくるので、ヘタレないように、グリースのつけすぎに注意しましょう。
注意点として、サイドはたっぷり目に、トップと前髪は少なく使うこと。
無造作ヘアにグリースを使う
無造作ヘアにもグリースをおすすめします。
特に髪質の柔らかい人は、グリースを髪に揉みこむことでセットが容易になります。
束感も簡単に作ることができます。
パーマにグリースを使う
パーマをかっこよくセットするのに、グリースが役立ちます。
パーマヘアには、グリースを髪に揉みこむとセットがしやすくなります。
束感も簡単に作ることができます。
クールグリースは初心者に最適
近年人気のファイバーグリースのクールグリースは、ネオ七三分けやバーバースタイルに良く使われています。
伸びが良く、ツヤ感もあり、価格もお手頃なので初心者に向いています。
用途に応じて、ジェルやワックスまたは水と混ぜて使う人も多く、初めて買うならクールグリースをおすすめします。
クールグリースは軟毛な人に効果的
クールグリースの良い点は、伸びが良く乱れた後のセットがしやすいところです。
軟毛の人が固めのグリースを使うとツンツンする場合もありますが、クールグリースはなめらかな仕上がりを期待できます。
ギャツビーのグリースが変わった
ギャッツビーのグリースが変わった点は、ツヤ感とホールド力です。
軟毛の人では髪がツンツンするぐらい固くなるので、他のグリースと混ぜて使うことも検討して良いと思います。
ツヤ感は、他のグリースには無い、まるでジェルではないかと思わせるツヤ振りです。
クールグリースG1は無香料でハードなホールド力
クールグリースG1はファイバーグリースのクールグリースのシリーズ最大のホールド力を持っています。
剛毛の方が多い日本人がショートのバーバースタイルにしたいときに役立ちます。
無香料なのもうれしいところ。
他にも様々なおススメグリースがありますので特集記事をご覧ください。
カッコイイ髪型には整髪料がかかせません、ましてやバーバースタイルにはグリースは必須でしょう。
それで不安なのが整髪料による毛穴のつまりから起こる抜け毛です。
普通に市販のシャンプーを使うと、石油系界面活性剤が悪さをして、頭皮保護に必要な成分まで落とされてしまいます。実際問題、白人の薄毛率は日本人より高いです。
日本人の薄毛は、髪と地肌の色から白人より目立ちやすく、カッコよくするのが大変です。
薄毛対策もこの際考慮してみてください。
頭皮を保護しながら汚れと皮脂だけをしっかり落とす育毛シャンプーの特集記事はこちらです。
併せて抜け毛予防をしっかり行うのもおススメです。育毛剤ランキングで育毛剤の検討もされると良いでしょう。
まとめ
グリースは、他の整髪料に比べてセットし直しのしやすいのが特徴です。
なぜなら、グリースの水分量が多いからです。水溶性ポマードともよばれ、水で洗い流しやすい整髪料のため、油性ポマードに反してべた付きの少ない半固体です。
そのためツヤ感にもすぐれており、タイトなまとまりの必要な髪型に適しています。
例えば、バーバースタイル・オールバック・ネオ七三分けなどです。
パーマや無造作ヘア、そして女子の使用などでも最近流行の濡れ感を出すために、ときにはワックスやジェルそして水などと混ぜて用いるとスタイリングの幅も広く、用途は多岐にわたります。
あなたも、クラシカルヘアにしたいならグリースをうまく使って理想の髪型を追求してください。
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